和菓子資格人気比較

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季節の行事にあわせてそれぞれ特別なお菓子を準備する文化は世界各国にありますが、中でも日本はそのバラエティの豊かさから突出した、いわばスイーツカルチャーが根付いた国であるといえるでしょう。

お正月のお餅、ひな祭りのひなあられ、五月の節句の柏餅といった行事以外にも、春の桜餅や夏の水羊羹など旬の素材生かした季節感あふれる和菓子の数々は日本の誇る食文化の一つになっています。

また、和食が世界遺産に登録された影響により、日本の繊細な美を大切にする和菓子にも注目が集まり、和菓子職人はマスコミにも引っ張りだこです。

そして、現在この和菓子に関する知識を深めたい、仕事に生かしたいと考える人達が増加してきたことから、知識習得や就業を支援するための、「和菓子」に関する資格が登場してきました。

この記事では中でも和菓子資格の比較上位に位置する4資格「和菓子ソムリエ」「和菓子パティシエ」「菓子製造技能士」「製菓衛生師」についてご紹介します。

目次

人気「和菓子ソムリエ」

和菓子に関する仕事に就きたいと考えたとき、作るよりも販売する側に立ちたいという希望するなら、和菓子に関する知識を持ち、お客の希望に合わせた和菓子をセレクトできるスキルが必要になります。

そこで、和菓子の知識を証明し、かつ日本国内の各地方の特産和菓子や、それぞれの和菓子の歴史的背景を伝えられるスキルを証明する資格試験「和菓子ソムリエ」が登場しました。

和菓子ソムリエは、「日本安全食料料理協会」が主宰している資格試験になります。

和菓子に関する種類や道具、分類、材料などのあらゆる知識を有していることを証明する資格です。生菓子と半生菓子の違いや、打ち物、押し物、流し物、饅頭、蒸し物、岡物などの各種和菓子の知識だけでなく、和菓子の材料である小豆や上白糖や三温糖、和三盆、もち粉、道明寺粉など和菓子の材料や、和菓子作りに使う方やへらなどの道具についての知識も問われます。また、全国各地の日本の郷土菓子に関する知識を身に着けていることも必要になります。和風スイーツが好きな方、文化や歴史に興味のある方、和菓子をもっと身近に感じたい方、和菓子を楽しみたい方など様々な方に人気のある資格です。

■受験料:「10,000円(消費税込み)」

■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:インターネットから受験申込(2カ月に一度)→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着

■受験場所:在宅受験
和菓子資格の和菓子ソムリエはこちら

2位「和菓子パティシエ」

和菓子についての理解を深めるには、材料や作り方や特徴などの知識のほかにも、地方ごとの特色ある和菓子やその歴史的背景など。幅広く和菓子文化の知識を身につける必要があります。

そのスキルを証明する資格が「和菓子パティシエ」です。

この和菓子パティシエは、「日本生活環境支援協会」が主宰している資格試験になります。

和菓子パティシエは、和菓子に関する幅広い知識を身に着けているだけでなく、日本各地の郷土和菓子についての知識を有していることを証明する必要があります。郷土菓子の誕生した土地の文化や背景、歴史に関する知識などが求められます。また、和菓子とお茶、京菓子と江戸菓子の違い、ぼたもちとおはぎの違い、汁粉とぜんざいの違い、桜餅と道明寺の違い、おかきとあられとせんべいの違いなど、和菓子に関する文化的な歴史と背景を明確に理解し、それぞれの季節や行事に合わせた菓子を適切に選ぶことのできる知識を有していることを証明する資格です。菓子作りが好きな方や、日本文化や行事に和菓子を楽しみたい方などに大変人気のある資格試験です。

■受験料:「10,000円(消費税込み)」

■受験申込み~合否通知の受け取りまでの流れ:インターネットから受験申込(2カ月に一度)→試験期間内までに、回答用紙を返送→「合格通知発送日」から数日後に合否通知が郵送で到着

■受験場所:在宅受験

和菓子資格の和菓子パティシエはこちら

3位「菓子製造技能士」

すでに菓子製造に関する職種で働いているが、スキルアップをはかりたいと考えている人のための資格試験に、「日本菓子教育センター」が主宰する「菓子製造技能検定」があります。洋菓子製造作業、和菓子製造作業と分かれており、二級受験であれば、二年間の実務経験があれば受験することができます。一級受験については、さらに職業訓練歴や学歴による受験資格が問われます。

それぞれ学科試験と実技試験がありますが、どちらかを別々に受験することが可能です。和菓子の実技ではまんじゅうや練り切り製品の製造を試験されます。

「菓子製造技能士」は、「技能検定」に合格した菓子製造業者に与えられる国家資格であり、和菓子製造のプロフェッショナルとしての技能が試される試験になっています。

■受験時に必要な書類:受検申請書(都道府県職業能力開発協会または菓子組合)、従事証明書、菓子製造従事証明書もしくは就業先企業の証明書、厚生労働大臣指定校修了もしくは卒業証明書、1級受検者で2級合格の特典を使用する場合は2級合格書とそのコピー

■受験料:学科試験:3100円 実技試験:16500円

■受験時期:菓子製造の技能検定の実施時期は年度後期が通例ですが、変更される場合もあります。例年通りであれば以下スケジュールで実施されます。

受付期間:9月下旬~10月上旬

実技試験:11月下旬~翌年2月下旬

学科試験:翌年1月末~2月中旬

■資格受験場所:都道府県別指定受験会場

4位「製菓衛生師」

「製菓衛生師」は、菓子製造業で働く人の主に衛生面での管理に関するスキルを証明する資格になります。

受験科目には、「衛生法規」「公衆衛生学 」「食品学」「食品衛生学」「栄養学」「製菓理論及び実技」の6科目があり、これらの科目の合格基準を満たす菓子製造業者に与えられる国家資格になります。

受験資格としては、中学校卒業の学歴を有するか、2年以上菓子に関する実務を経験しているか、このどちらか1つ条件を満たしていれば受験可能です。

■受験時に必要な書類:受検申請書(都道府県職業能力開発協会または菓子組合)、従事証明書、菓子製造従事証明書もしくは就業先企業の証明書、厚生労働大臣指定校修了もしくは卒業証明書、

■受験料:各都道府県により異なる ※東京都の場合は9500円

■受験時期:各都道府県により異なるため、要問合せ

■受験場所:都道府県別指定受験会場

まとめ

バターやクリームなど油分を含まない和菓子はヘルシーなイメージが強いことから、健康への意識が高まる昨今の風潮から、とても人気が高まっています。かつ見た目にも美しく、海外からも注目が集まり、和菓子に関する資格を取得しておくことは、今後何かと役に立つ場面があることでしょう。

ぜひご紹介した和菓子資格について関心を持ってくだされば幸いです。
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