語学系の資格でニーズがある中国語

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◎現代中国を読み解くきっかけにも

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内閣府が2016年3月12日発表した外交に関する世論調査で、中国に親しみを「感じない」と答えた人は83.2%に達しています。2014年10月の前回調査より0.1ポイント増え、過去最高の水準になっています。とはいえ、地理的にも近く、観光客は激増している昨今、民間の交流は深まる一方です。実際にビジネスで使う人、お店で使う人などがいて、中国語に触れる機会が多くなりました。今、英語を除いた語学系の資格でニーズが多いのは中国語でしょう。様々なシーンで実用性があり、現代中国も読み解く手段にもなるので、今後もこの傾向は続くはず です。この中国語の資格にはどのようなものがあるのか探っていきます。

◎代表格の「中国語検定」

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「中国語検定」は、日本中国語検定協会が主催し、中国語に関する能力を判定する民間資格です。準4級から1級までの6段階があり、各級ともレベル保証期間に有効期限がありますが、合格が取り消されることはありません。1981年の第1回からの累計で約100万人が受験している日本最大の中国語の検定で、最も知られた中国語の資格です。日本人の受験に特化しているので日本語・中国語間の翻訳能力も判定します。1級は、高いレベルで中国語を駆使する能力を保証し、高度な読解力・表現力を持ち、複雑な中国語と日本語の翻訳・通訳ができるとされ難易度が高いです。準4級は中国語学習の準備を完了し、基礎的知識を身につけているとされています。近年合格率は、1級が一次5.0%、二次62.9%。準1級が一次28.0%、二次93.5%、2級が20.0%、3級が44.0%、4級が58.1%、準4級が82.0%となっています。準1級以上なら就職・転職に有利とされます。

◎中国で通用する漢語水平考試(HSK)

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「漢語水平考試(HSK)」は、中国政府の教育部が認定する国際的な中国語の語学検定で、中国語を母国語としない人を対象にしています。日本での位置づけは民間資格で、1991年から開始されています。2005年には世界150ヶ国以上で実施される中国語資格に成長し、日本では2012年に受験者が1万5000名を超えています。1級~6級まであり、数字が多いほど難易度が高く、1級は、習得単語数150語程度の半年間大学で第2外国語を学習する初歩レベルで、「中国語検定」の準4級に相当します。6級は、習得単語数5,000語以上で「中国語検定」の 準1級に相当します。中国で中国語力の証明として通用するので、現地での活躍が期待できる資格です。

◎実践力を持つ「ビジネス中国語能力検定試験(BCT)」

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「ビジネス中国語能力検定試験(BCT)」は、中国語を母国語としない人向けの語学能力水準を測る世界水準の検定です。中国政府が公認していますが、日本では民間資格の扱いで、中国政府が実施するHSK、YCTと並ぶ国際標準の中国語試験で「中国語のTOEIC」とも呼ばれています。1級から5級まであり、1級は、中国語を用いてビジネスに従事する能力がまだ備わっていないレベルで、5級は、かなり流暢に、適切に中国語を用いてビジネスに従事できるレベルとされています。今後中国で仕事をする際に役立つ資格と言えます。

◎中国語のレベルを示す証

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日本では、どれも国家資格ではないのですが、中国語の資格や検定は、需要の高まりと共に、多種多様化してきています。検定の受検は、コミュニケーション能力などが高められ、知識の吸収と共に、中国語を学習する上で重要なモチベーションとなります。また、就職や転職時に中国語力を客観的に示せる証となりますので、中国語に携わる機会がある人には一考の余地があると思います。将来的に中国語を仕事に活かすのでしたら、取得は必要ではないでしようか。


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